COI委員会　委員長　長嶋 耕平

拝啓　時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。2024年度より日本体外循環技術医学会COI委員会の委員長を務めております虎の門病院の長嶋と申します。

来月に予定されております第49回日本体外循環技術医学会大会におきまして、COIスライドのフォーマットに「試薬・機器・役務等の供与」という新たな項目を追加する運びとなりました (下記リンク資料参照) 。この改正は、他学会との整合性を図るとともに、当医学会の学術活動の透明性をさらに向上させるために必要な措置です。

産学連携を通じての研究では、公的利益とともに私的な利益が生じる場合があり、この両者の利益が交錯することで、研究者個人にCOIが生じる可能性があります。このようなCOIが研究の公正性に影響を及ぼすことが懸念されるため、COIの存在を正確に把握し、適切に公表することが求められます。

COIの開示は研究の信頼性を保つために不可欠であり、皆様の積極的なご協力をお願いするものです。今回のフォーマット変更が、会員の皆様がCOIを適切に管理し、より良い研究環境を築く一助となることを願っております。

何かご不明な点がございましたら、遠慮なくお問い合わせいただけますと幸いです。皆様の研究活動がさらに充実し、発展することを心より願っております。

敬具

COI規程一部改定についてのお知らせ（2023.12）

COI開示スライド（項目追加）