学会誌
JaSECT医学論文の「著作権許諾書」手続きについて
JaSECT医学論文の「著作権許諾書」手続きについて 2017.10.25 UP
論文の著作権(copyright)は、科学学会に投稿され、論文の受領と同時にて著作権(知的財産権)が発生します。ここで論文は著者から一旦離れて しまい慣例的にその学会に帰属することになります(著作権法第2条1項1号)。JaSECT 論文への著作権を明示した文書はこれまで無く、投稿者は暗黙の了解で「慣例に従うことに同意した」としてきました。しかし最近、JaSECT論文の電子公 開も踏まえ国内外の読者や大手企業からデータの転載や引用の依頼が増加し、また著作権代行会社の登場などで論文の保有管理を学会の所有根拠を残すことが必 要となってきました。JaSECTでは論文の著作権を今後明確にするために会誌掲載の最終条件として論文著者から公開する論文に対する「著作権受諾書」を提出してもらうことになります。論文の著作権は著者からの受諾文書の管理を行い、著作権の出所をしっかりと明確にする((著作権法第48 条1項1号)ことが法律的にも必要なことをご理解、ご協力ください。
著作権許諾書の手続き 2017.10.25 UP
手続方法
1.会誌掲載が決定した全ての論文は、編集部より著者に「医学論文掲載のお知らせ」の連絡に合わせて、「著作権受諾書」を郵送でお送りします。
2.著者は論文の著作権(copyright)を学会に委託することに同意し、自筆でサイン、押印の上、返送してください。
3.返送書類の確認後に会誌掲載とJ-Stageへの公開手続きをとります。
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